大韓テコンドー協会が「テコンドー道場標準教育課程」を発表した。
2019年10月は、大韓テコンドー協会の歴史上非常に意味のある月だった。 テコンドー師範たちによって’テコンドー標準教育過程’が完成し、第1回研修があったからだ。 中央大学ソウルキャンパスで大韓テコンドー協会(会長チェチャンシン、KTA)は10月19日から20日まで2日間第1次KTAテコンドー道場標準教育過程の講師の研修を行った。
標準教育過程は10年余りにわたって行われてきた成人の活性化教育、未来人材養成教育などの一連のKTAの講義の中で必要性が台頭し、現場の声を反映して作られた。 ようやく標準教育課程ができたことは、その意味が大きいと言える。
この事業を指揮したKTA道場事業部のイジョンチョン部長は”約80年大韓民国のテコンドー道場の歴史で公式的に作ったはじめての標準教育過程ではないかと思う”と感想を述べた。
KTAテコンドー道場標準教育課程の開発背景は、テコンドー界の内的要求によるものだった。 従来のテコンドー教育は私設の体育館で行われているが、韓国のテコンドー道場は一万2千カ所ぐらいになり、、海外にテコンドーが普及した国は208ヵ国、メンバーは8千万人程度と推算されている。 最近、テコンドーの核心的な教育方法論とテコンドー教育の未来発展のためにKTAテコンドー道場標準教育課程の開発が要求されてきた。
これまでテコンドー教育が幼少年対象に偏ってきており、テコンドー界は幼少年に依存してきたのが事実だった。 しかし、急激な人口減少と環境の変化により、テコンドー教育が幼少年中心から脱し、全生涯周期対象のテコンドー生涯教育活動に早急に取り替えられる必要性が出てきた。 つまり、全生涯周期を対象とする対象別テコンドー教育が専門化されるべきだということだ。 このような状況でテコンドー標準教育課程が誕生することになった。
1次研修では
▶標準教育課程表構成理解
▶護身術·手の技·テコンドーコア科目の標準教育課程
▶ 創意融合教育
▶ 修練生のためのテコンドー教科書の紹介及び活用方法
▶型, 組み手, 撃破, 人格教育科目の標準教育課程の活用などの講義があった.
人格教育科目の標準教育課程の活用などの講義
2次研修は12月7日と8日に開かれる。 2次研修では筆記及び実技試験後に修了式がある予定だ。